FXの取引って無料なの??
FXの手数料は基本的に無料なんだよ。でも、取引時には、スプレッドと呼ばれる取引コストが発するんだ。
何?スプレッドって
スプレッドは、買値(Bid)と売値(Ask)の差であり、実質的な手数料と考えることが正しいかな。スプレッドはFX会社によって異なるんだ。
- スプレッドは小さいほど取引コストが削減できる
- スプレッドは小さいほ取引戦略の柔軟性が向上する
- スプレッドだけで会社を選ぶのは避けるべき理由
スプレッドとはなにか?
FXのスプレッドとは、買値と売り値の差のことを指します。一般的に、FXでは顧客に対して買値と売値が同時に提示されます。
例えば、ドル円の場合、110.10-110.12のような形で表示されます。この場合、110.10でドルを買いたい場合は売り、110.12でドルを売りたい場合は買うことができます。この2つのレートの差である0.02がスプレッドです。
スプレッドは小さいほうが有利と言われている理由
スプレッドが小さいほど有利と言われています。その理由は以下の通りです。
1. コスト削減: スプレッドが小さいと、取引ごとに支払う手数料が少なくなります。利益を上げるためには、最低限のスプレッドを上回る相場の動きが必要です。
2. 取引戦略の柔軟性: スプレッドが小さいと、短期的な取引や頻繁なトレードが容易になります。トレーダーは素早く利益を確定させることができるため、有利なポジションの獲得や損失の最小化が可能です。
スプレッドだけで会社を選ばないほうがいい理由
スプレッドが小さいほど、取引をする側にとって有利です。
これは紛れもない事実ではありますが。スプレッドだけで会社を選ぶと大きな落とし穴にはまることがあります。
スプレッドが小さくても、システムの安定性に問題があったり、実際の取引が難しかったり、利益が出なかったり、会社の自己資本比率が低下したり、スリッページが発生したりする可能性があります。
FX会社はスプレッドを表示する際、出現率を示す必要があります。スプレッドは市場の流動性や動きの激しさによって変動しますが、最近では一部の会社がスプレッドを固定しています。
スプレッドの数値を宣伝する場合、そのスプレッドが維持された割合を統計的に表示することが義務付けられています。ホームページなどで事前に確認するなどの注意が必要です。